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母が4年程前、卵巣癌IIIcと診断され子宮、卵巣、卵管、リンパを手術で取りました。その後1年過ぎた頃再発。腹膜播種と言われました。今後の抗 がん剤治療は延命治療と言われました。
腹水の解説が在りますので載せておきます。一般的に、腹水や胸水には、漏出液と浸出液の二種類があります。 前者は、腹膜や胸膜には問題がなく、簡単にいえば血管内の血液があふれて(うっ血して)いて水が腹腔や胸腔に漏れ出てきたもの、後者は、腹膜や胸膜に炎症(感染症性、膠原病性、癌性などがあります)があり、そこから水が湧き出てきたものです。 利尿剤は血管内にあふれた血液を減らすのに有効なので、前者の治療に用いられます。後者では、血管内に血液があふれているか、逆に欠乏(脱水、正確には血管内脱水)しているかに関係なく、水がいくらでも湧き出てきます。したがって、血管内に血液が十分ある場合の浸出液の治療に利尿剤はいくらか有効ですが、脱水状態の時には